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校正の仕事はチームプレイ -納期を守ってこその働き-

更新日:2023年2月1日


今日は校正の仕事について話そうと思います。私が最初に副業をはじめて定着できたのが、校正のお仕事でした。ノルマは4,000字の原稿を月に30本以上で、一番多い時には40本も受注していました。日本語の文章としての読みやすさ、そしてファクトチェックも含めてだったので、最初はとても労力を費やしていたと思います。

 ※ファクトチェックは、記事に書かれている情報や数値が事実であるか、虚偽になってい  

  ないかを確認する重要な作業です。


ただ、「働ける仕事がみつかった!!」という喜びのエネルギーが、私のがむしゃらな力となって、労働を支えてくれました。今、同じ感覚でノルマをこなしてほしいと言われたら…できないことはないけど、あまりやりたくないなというのが正直な感覚です。なんせお給料が少ないんです。真面目にファクトチェックまでやっていた私、偉すぎる。


今も同じところからお仕事を受注させていただいています。月に請け負う本数はかなり少なくなりました。働きづらくなったからではありません。「働きやすくなったから」です。


「校正の業務内容に比べて、支払われるお給料が少なすぎます!!」と、当時の私は雇用主に直談判をしました。校正作業を真面目にやっていたからこそ、数をこなしていたからこそ、自信をもって言えたことです。


私はかなり恵まれていたと思います。その雇用主の方は私の主張をきちんと受け止めてくださり、お給料を上げるという方向性ではなく、「業務内容を少しでも楽にする」という形で応えてくださりました。


今考えると、それが確かに正解だったのだろうと思います。「このままでは辛いです!!」と訴えた私の気持ちは、確かに軽くなりました校正作業の一部を請け負ってくれるソフトをライターや校正者みんなで共有して使えるように導入してくださったのです。


ライターさんあっての記事で、それぞれのライターさんの文章にはその人の書き方の色があります。その色に合わせた読み方・校正の仕方をしていると、たまにクセの強さに頭が痛くなる記事にであったりもします。だから、もし校正の仕事で請け負う本数をなるべく多くしたいなら、同じライターさんの記事を担当させてもらうのが、私は一番だと考えています。


校正ソフトが導入されるようになってから、働きはじめた当初はバラバラだったライターさんの記事の書き方が、なんとなく統一感をもつようになってきました。読みやすくなり、今では当初のお給料で十分な満足感を得られるようになりました。何事も遠慮しすぎずに訴えかけてみるものだと、感じた一件です。


私は自分の意見を伝えるとき、ここまでなら表現しても大丈夫ではないかというラインを見極めて伝えるようにしています。もし、その表現が思わぬ角度で相手の気持ちを揺るがせてしまったと感じたら、さっと軌道修正して対応しなければなりません。謝罪が必要なときもあれば、スルースキルを発揮して、本当に重要な業務の核の部分に焦点を当てて返事をまとめます。そこに本筋が戻れば、仕事に集中して雑念を払えるからです。


優良な雇用主の場合、この会話の呼吸にすぐ合わせてくださいます。私の感情が少し揺れてしまった文章になったとしても、謝罪を伝えれば納得したと受け止めてくれます。反対に、雇用主の方から謝罪を受けたこともありました。人間だから、見えないところでいろいろな影響を受けて、感情が思いがけない方向に揺れてしまうこともありますよね。


「在宅ワーク」ことに文章のみでの会話になると、そういったやりとりの呼吸を合わせることが重要になります。円満に業務に徹するためです。


それもすべては、なるべく良質な記事で納期を守り、お給料をいただくため。この一点に尽きますね。雇用主の方にも受注先のクライアントの方がいますから、私の視点からは、そのことも踏まえた気遣いをしなければなりません。偉そうにいっていますが、私にもミスがあったりするので、この辺でお話を閉じたいと思います。


校正の仕事は好きなので、まだまだ続けていけたらと思います。

子供の頃の夢だった、編集者になりたいという願いが、ちょっとだけ叶っているんです。

そういった働き方ができるのも、Crowd Worksやココナラのような場所があってこそですよね。とてもありがたいです。


今日も一日おつかれさまでした。

明日もがんばりすぎずに、励んでまいりましょう。




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